わたしの選び方

基本はやはり、POG指南書とされる二冊の本、“赤本”と“まるごとPOG”です。
これらの本で、まずは馬体のチェック。変な先入観をもたないように、馬名や血統名のところに定規などをあてて馬体のみをおっていきます。
じゅーだすの見方だと、全体的なバランスが一番重要になります。ここで「あ、いいな」と思うと次に
前と後ろの筋肉の付き方、背中から尻までのまるみ、脚や身体(腹)の長さ、繋ぎの形、蹄の大きさ、鼻の大きさ・・・などなど。
好みとしてはスッキリした体型に目が行くようで、牝馬に目がいきやすいみたいです。
その割には、牝馬の重賞勝ちが少ないのはご愛嬌ですが(苦笑)

古いところからみてみますと、99〜00のエンドアピールや01〜02のマイネルリバティ、
そして04〜05のシンボリグランや05〜06トーホウアランは写真をみて選んだ馬です。
他の馬ももちろん、写真が重要なファクターではあるのですが、
リストに挙げた中で印象に残ってるものは上記の4頭でした。
新しいところで、シンボリグラン。この馬は丸ごとPOGで見たんですが、
筋骨隆々の黒光りする馬体をしていました。上に挙げたスッキリした体型の馬じゃあないんですが・・・。
入厩先不明で、デビューするかどうかもわからない馬でした。
シンボリグランを選んだドラフト当日、こんな会話がありました。
A「お前、いくらシンボリだからって行き先もわからない馬選ぶのかよ?」
私「お前、この馬の写真見てないの?」
A「ん、どうだろ・・・見せてみ・・・・・・・・・へぇ!すごい身体してるな、これ!」
私「だろ?これ、たぶん距離ももつぜ。目指すはダービーだな(笑」
結果は、POG期間内に短距離OP葵S勝ちを果たし、その年の暮れの短距離GⅡCBC賞を勝ち、
来週のマイルGⅠ安田記念に登録をしている、どこに出しても恥ずかしくない立派な短距離馬となりました(笑)

そしてもう一頭、トーホウアランです。   ・・・続く。